マンチカンはダックスフンドのような短い脚が特徴。
ちょこちょこ歩き回る姿は抱きしめたくなるほどかわいいですね。
路上で保護された短足の猫から生まれた品種です。
脚が短くても運動は得意ですよ。
ここでは、マンチカンの性格や飼い方のコツ、特徴・歴史をまとめました。
マンチカン | ![]() |
原産地 | アメリカ |
体重 | オス:3~4.5㎏ メス:2.5~3.5㎏ |
毛種 | 短毛種・長毛種 |
体型 | セミフォーリン |
性格 | ・明るくて気さくな性格 ・甘え上手で他の猫にも優しい ・賢くて言うことをよく聞き、留守番も平気 ・運動や遊びが大好き |
飼い方のコツ | ・活動量が多いので高タンパクの食事を ・食欲旺盛で太りやすいので気を付けて ・被毛の手入れは簡単で週に2~3回の目安でブラッシングを |
平均寿命 | 10~13歳 |
スポンサーリンク
マンチカンの性格
マンチカンの性格は明るくて気さく。
遊ぶのが好きで、人に甘えるのも上手です。
人間だけでなく、他の猫と一緒にいるのも平気です。
多頭飼いにも向いています。
活発に動き回り、家の中をちょこちょこと動き回る姿には癒されます。

また、頭もよく、言うことをよく聞くので留守番も問題ありません。
運動や遊びが大好きな猫なので、いっぱい遊んであげましょう。
マンチカンが猫じゃらしで遊ぶ姿はとてもかわいく、疲れた心を癒してくれます。
思わず抱きしめたくなりますね。
甘えん坊な性格なので、留守番をさせたときには、帰ってからしっかりコミュニケーションをとって、オモチャで遊んであげたりしてかわいがってあげましょう。
マンチカンの飼い方のコツ

マンチカンはがっちりとした体型なので、高タンパクの食事を与えましょう。
注意点は、マンチカンは食欲が旺盛で太りやすいので、肥満には気をつけて。
肥満は糖尿病などの原因になります。
年を重ねると代謝も下がり太りやすくなるため、与え過ぎには注意しましょう。
成猫になったら、仔猫のときより食事の回数を減らすようにしてOKです。
成猫になると 消化能力があがり、一度にたくさん食べるので回数を減らしたほうがいいのです。
成猫では体重×80kcalくらいを目安に食事を与えましょう。
マンチカンの場合、オスの平均体重は3~4.5㎏なので、4㎏の場合は約320kcalが目安です。
老猫になったら体重×70kcalで大丈夫です。
マンチカンに限りませんが、猫の食事は置き餌を止め、決まった時間に1日に2回程度 餌をあげるようにしましょう。
猫は新鮮なものが好きなので、放置しておくと酸化して食べなくなってしまいます。
食事は置きっぱなしにするのではなく、時間を決めて下げるようにしたいですね。
マンチカンの被毛は抜け毛もそれほど多くなく、お手入れは簡単です。週に2~3回のブラッシングを目安に。
スポンサーリンク
マンチカンの特徴・歴史

胴長で短い脚が特徴のマンチカンはちょこちょこ歩く姿がたまらなくかわいいですね。
1983年、アメリカ・ルイジアナ州の路上で拾われた猫でマンチカンの祖先です。
ケイ・ラフランスというブリーダーが、突然変異で生まれたと思われるその短足猫を譲り受け、繁殖をスタートさせます。
さまざまな品種と交配を繰り返し、短い脚を固定化させることに成功しました。
しかし当初は骨やせき髄に問題があり、健康上よくないのではないかということで品種認定されませんでした。
しかしその後の検査や研究を重ねた結果、健康に問題がないことがわかり、1995年TICAで公認されました。
脚は短くとも、運動能力には問題はなく、ジャンプ力もあります。
ちなみにマンチカンの名前の由来は「オズの魔法使い」に登場する小人族・マンチキン(Munch kin)だといわれています。