ドンスコイは全身毛がなく、顔や身体に大きなシワがあるというインパクト十分の見た目の持ち主。

その外見ゆえか、ロシアの子供たちにいじめられ、虐待されているところをひとりの女性が救います。

しかしその後も不遇の環境が続きますが、あるブリーダーとの出会いにより新たな猫種として世界的に認知されるまでになっています。

ここではドンスコイの性格、飼い方のコツ、特徴や歴史をまとめました。

 

ドンスコイ
原産地ロシア
体重2.5㎏~4㎏
毛種短毛種
性格・好奇心旺盛で明るい性格
・飼い主に従順で人と一緒にいたがる
・一方で依存心が強いのでひとりでの留守番は苦手
飼い方のコツ・無毛のため寒さに弱く、冬場の温度管理が重要
・汗腺があり汗をかいたり皮脂を分泌するので、定期的に身体をふいてあげる
・活発で運動量が多いのでしっかり遊べる環境を
・人と一緒にいることが好きなので、おもちゃで遊んであげてしっかりコミュニケーションをとる
平均寿命10~13歳

ドンスコイの性格

ドンスコイの性格は好奇心が強く活発で明るい性格です。

飼い主に従順で、人と一緒にいることが大好き。

小さな子供や他の猫種、他のペットとも仲良くできる気のいい猫です。

ただ、裏を返すととても寂しがり屋で依存心が強め。

日中留守にしがちな家で、ひとりで留守番をさせているとストレスをためてしまいます。

飼い主にかまってもらいたくて、高いところから肩に飛び乗ろうとしたり、後ろをついて回ったり、気をひこうとします。

ドンスコイの飼い方のコツ

とても活発に動き回る猫なので、部屋のドアは開放して行き来できるようにして、走り回れる環境にしてあげましょう。

人と遊ぶのも大好きなので、おもちゃで遊ぶといいリアクションを見せてくれますよ。

キャットタワーを置いてあげるのもいいですね。

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寂しがり屋なので、留守の多い家庭では多頭飼いにすることを検討しましょう。

また被毛がほぼないため寒さにはとても弱いです。

冬場の温度管理には気をつけて、特に寒い時期は服を着せてあげたいですね。

被毛はないのでブラッシングが必要ないのはラクですが、皮脂を分泌しますので、温かいタオルでふいてあげたり、たまにはシャワーで綺麗にしてあげましょう。

そして被毛がないため、紫外線には弱いです。

夏場の外出は直射日光に当たらないように気を付けましょう。

ドンスコイの特徴・歴史

ドンスコイはその奇妙な外見のせいか、不遇な野良猫として生きていました。

ロシアの少年たちにいじめられ、虐待されていたのです。

それを見かけたエレーナ・コバレワという女性がかわいそうに思い助けます。

家に連れて帰って育てているうちに仔猫を生みますが、その仔猫たちも多くは毛のない猫でした。

そのため周囲からは毛のない猫は病気で災いをもたらすなどと言われて処分されそうになります。

しかし、このときドンスコイを救ったのがひとりのブリーダーです。

イリーナ・ネミーキナというブリーダーがこの猫の状況を知り、命を助けるために引き取ったのです。

イリーナはドンスコイが新しい猫種であることを確認し、ブリーディングを開始しました。

1997年にFIFeに登録しますが、その際にはドン・スフィンクスという名前でした。

同じように毛のないスフィンクスと、最初にいじめられていた猫が発見されたのがドン川の近くだったことが名前の由来です。

スフィンクスの無毛は劣性遺伝のため、出現率が低いのですが、ドンスコイの無毛は優性遺伝のため無毛の子が生まれる確率が高いという特徴があります。

2005年にはTICAに登録し、TICAではドンスコイという名前になりました。

不遇の時代が長かったドンスコイですが、今では数も少しずつ増えていて、世界的に知られるようになってきています。