背中に向かってゆるやかにカーブした長い尻尾が特徴のアメリカンリングテイルは新しい品種です。

アメリカの高校の建物下でたまたま拾った仔猫に、それまでの猫種にはなかった特別な遺伝子が存在していたようです。

飼い主には従順で、家族の中でも特別に深い関係を築くのは1人だけという一途な面を持った猫です。

ここでは、アメリカンリングテイルの性格、飼い方のコツ、特徴や歴史をまとめています。

アメリカンリングテイル
原産地アメリカ
体重4~7㎏
毛種短毛種
体型フォーリン
性格・活発で好奇心が強い
・見知らぬ人にも動じない
・小さな子供や他のペットともうまくやれる社交性あり
・飼い主には従順
飼い方のコツ・高いところが好きなので、上下運動のできる頑丈なキャットタワーを用意
・食べ物を隠す野生の習性が残っているので、家具の隙間や物陰に食べ物を隠していないかチェックする
・水が好きなので、トイレやお風呂で事故がないように
・被毛の管理はそれほど手間はかからない。週に1回程度コーミングを
平均寿命新しい品種のためデータなし

 

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アメリカンリングテイルの性格

アメリカンリングテイルは新しい品種で個体数も少ないため特徴的な性格はこれから固まっていくと思われます。

今の時点でわかっているアメリカンリングテイルの性格は活発で好奇心が強く、見知らぬ人を恐れる様子もありません。

小さな子供や他の猫種、他のペットともうまくやれるようです。

飼い主には従順ですが、特別に深い関係を築くのは家族の中で1人だけという一途な面を持っています。

アメリカンリングテイルの飼い方のコツ

アメリカンリングテイルは7㎏を超す大型猫になる子もいます。

大きな体に似合わず、動きは俊敏です。

もともとはノラ猫だったので、ハンターとしての習性も強く残っていると思われます。

活発で高いところに上るのが好きなようです。

しっかり上下運動のできる頑丈なキャットタワーを用意してあげたいですね。

仔猫の頃から遊び好きなので、おもちゃで遊んであげると、退屈しないリアクションを見せてくれますよ。

野性的な習性が残っているのか、捕らえた獲物やキャットフードを家具のすきまなどに隠す子もいるようです。

家具のすきまはよくチェックして、こまめに掃除するようにしたほうがいいですね。

また、アメリカンリングテイルは猫には珍しく水が好きなようです。

運動能力が高いので大丈夫だと思いますが、トイレやバスルームなどは事故が起きないように気をつけましょう。

洗濯機も注意したほうがいいですね。

被毛の手入れについては、短毛種のためそれほど大変ではありません。

1週間に1回の目安でコーミングをしてあげましょう。

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アメリカンリングテイルの特徴・歴史

アメリカンリングテイルは新しい品種でまだ20年ほどの歴史しかありません。

アメリカ・カリフォルニア州のワシントン高校の建物の下で生後間もない仔猫が見つかります。

その子猫を発見した女性は親戚のスーザンに仔猫をあずけました。

「ソロモン」と名付けられた仔猫はスーザンに大切に育てられます。

4週間ほどたったころ、スーザンはソロモンの尻尾が背中のほうにゆるく巻くようにカーブしていることに気づきました。

尻尾の骨に何か異常があるのではないかと心配したスーザンは獣医に診察してもらいます。

その結果、ソロモンの骨格には特に異常がないことが判明しました。

確かにソロモン自身も、お尻や尻尾に痛みを感じている様子はありません。

むしろリラックスしているときに、尻尾をカーブさせるようです。

スーザンが遺伝学者にも聞いてみたところ、ソロモンのような尻尾の特徴を持つ遺伝子は、今までの猫種にはいないことがわかりました。

ソロモンの遺伝子が特別なものではないかと感じたスーザンは、尻尾の形の変化を観察します。

成猫になってからも、仔猫の時と同じように背中のほうへゆるやかにカーブしていました。

これは特別な遺伝子だと確信したスーザンは、ソロモンのようなカールした尻尾を持つ猫をブリーディングしようと考えます。

ソロモンの発見から1年後、ソロモンとメス猫の間に8匹の仔猫が生まれましたが、その中にはソロモンの尻尾の特徴を持つ子猫はいません。

しかし、翌年ソロモンと同じ特徴を持つ子猫が誕生したのです。

それから他の猫種のブリーダーの協力をあおぎ、新しい猫種としての本格的な育種を始めます。

今後、人気の品種として確立される日がくるかもしれませんね。